「オトコの人は私に何をしようとしているの?」
~Shelter"pure"~
【出版】 コアマガジン
【発行】 1998年11月16日
【購入】 *絶版* Amazonマーケットプレイス
Requiem White
舞台は近代ヨーロッパ(?)。死期を迎えようとしている老人のもとを訪れた青年は、「貴方に救って頂きたい絵を持って来た」と言う。老人は「自分は画家にはなれなかった」と拒絶するが、差し出された少女の絵を見た瞬間、顔色が変わる。それは数十年前に彼が描いた娘の肖像画だった。
ASKARIAN
舞台は中東風の国。戦の中で、周辺国から浚われてきたらしい少女に出会った剣士は、直後、少女を庇い敵に襲われ毒に犯されてしまう。瀕死の剣士を助けるため町へ向かおうとする少女に、国へ帰れと言う剣士。別れ際、少女は自分はある国の皇女だと名乗る。
Fairy's rule
舞台は中世ヨーロッパ(?)。ある錬金術師が、100年分の黄金を生み出すことに成功した直後、命を絶った。町の錬金術師達は、彼の行った術の秘密を知るため、彼の娘を問い詰める。錬金には、実子との交接における精液を使用すること・ガド氏水銀を用いること、そして更にあと1つ条件が―
ROSWELL ANGEL
舞台は現代アメリカ。UFOジャーナリストの青年は、アメリカで公開された「ロズウェルフィルム」(異性人の解剖現場を映したとされるフィルム)に関する取材の中で、あるアメリカ人元兵士と接触する。催眠術により彼から引き出された証言は、彼と異性人の少女との交流の記憶だった。
アンフェール藝術院
舞台は現代イタリア。美術館で、ある絵を前に立ちすくむ少女。不審に思い声をかけた学芸員に、少女は「この絵、変だわ」と口を開く。森の中、布をまとい半裸で佇む妖精の絵に、彼女は何を見たのか。
Shelter"pure"
芝居形式で進むストーリー。白いウサギを追いかけてドアを開けた少年は、直後、こめかみに銃を突きつけられる。銃を手にしアリスと名乗った少女は少年を椅子に縛りつけて尋ねる。「ねえ「犯す」って何をする事なの?」「あんたも私を犯せるの?」
small small lady
故郷へ帰る旅の途中、食べ物を求めてある家のドアを叩いた男。そこに居た少女は、自分は悪魔の呪いにかかり、2千年間元の姿に戻ることが出来ずにいると言う。呪いをとく方法は、千人の男と交わること。男はちょうど千人目の来訪者だった―
アンネリーゼの水晶球
舞台はヨーロッパ(?)。占い師の祖母から贈られた水晶に、少女は様々な女達の未来を見る。
光の王国
舞台は近代トルコ。取材中に遺跡で生き埋めになってしまった童話作家の男は、通りすがりの少女に助けられ、彼女にガイドを依頼する。博物館に置かれたある王族の姫のミイラを前に、「自分のミイラを見ている気分になる」と語る少女に、男は心を動かされる。
Cyanos Fortress
舞台は古代ペルシャ周辺国。「光の王国」に登場したミイラの少女の物語。敵対する2つの国に囲まれた中立の町で、ある日、1人の娼婦が息を引き取った。
A Water Girl
舞台は中世ヨーロッパ。ある村では、その平和を守るため100年に一度離れ小島の孤城に処女の人身御供を捧げるしきたりがあった。ところがある年、領主のもとに少女を送り届けた村の男が、現れた異形の男を刺し殺してしまう。
高原天上楽
舞台は現代チベット。90年前にチベットでフランス人作家が行方不明になった事件で、同行者だったことから容疑をかけられ黙秘したまま獄中死した男の孫が、祖父の手記を手に、内なる何かに突き動かされチベットを訪れた。そこで彼は少女の鳥葬に遭遇する。
夏の栞
舞台は現代日本。フルカラー。夏休み明け、制服姿の少女は道端で立ちすくむ。「学校なんか行きたくないよぅ」
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「花の名前…覚えるのは 子供の頃しかないって事さ」
~お花ばたけ王朝紀 第四話~
【出版】 一水社
【発行】 1998年09月09日
【購入】 Amazon/楽天ブックス
/セブンアンドワイ
GUNと標的
暴力団抗争の流れ弾に当たって怪我をし、病院に運び込まれた男。彼は、撃たれた時に自販機の下に落としてしまったビデオテープを何とか拾いに行こうとあがく。そこに映っているものは。
青空の十三回忌
少年時代、一緒に遊んでいた幼馴染の少女が公園で誘拐され行方不明になってから13年。成長し教師となった青年は、教え子の少女と共にその公園に立ち寄る。さらわれた当時の幼馴染と同じ学年でもあり、「あたし もしかしたらその子の生まれ変わりなのかもね」と言う少女に、青年は幼馴染の姿を重ね始める。
お花ばたけ王朝紀 第一話
母親とその恋人の中年男性・弟の4人で暮らす少女・千秋は、母の恋人から性的虐待を受けている。ある日、友人の少女・窓花の家に遊びに行った千秋は、花が咲き乱れる庭で韓国人の男と出会う。窓花が「兄さま」と呼ぶその男は、幼稚園の時に家族を亡くした窓花を引き取り育てているという、窓花の亡父の友人だった。窓花は千秋に「わたしがハタチになったらあの人と結婚するのよ」と告げる。
お花ばたけ王朝紀 第二話
保身のため、毎晩千秋を自身の恋人に差し出している母親。その犠牲になっている千秋は、一方で、幸せそうに婚約者のことを話す窓花に嫉妬を覚える。ある日の下校中、千秋は「窓花ちゃんとカレの十年後」を教えてあげると、窓花をトイレに誘い込む。
お花ばたけ王朝紀 第三話
学校での集会の途中、倒れて保健室に運び込まれる千秋。母の恋人の男は千秋の通う小学校の理事長でもあり、千秋を家に送り届けると連れ出し、犯す。男が幼い千秋を狙うのは、間違いなく自分自身の種である子を産ませ、自らが住職を務める寺の跡取りを得るためだった。その一部始終を見ていた千秋の弟は、翌日、千秋の見舞いに訪れた窓花と出会う。
お花ばたけ王朝紀 第四話
20年後。庭で1人花の手入れをする韓国人の「兄さま」のもとを、千秋が訪れる。「わたしはあなたから窓花を奪った女です」と言う千秋は、20年前の「あの日」に起こったことを語り始める。
深海人魚
文芸部に所属する男のもとを、ある少年が訪れる。男の書いた詩を読んだと言う少年に、男は詩のモチーフとなった、自身が見た深海魚の夢を語る。(このエピソードのみ、男性同士の性描写です)
阿修羅満開
小学校の入学直後に担任教師にいたずらされた少女。以来、少女は教師との行為と引き換えにテストの問題を事前に教えてもらうようになり、自らの身体で男を利用することをおぼえていく。
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「彼女と出会ったこの偶然を呪う」
~蜃気楼回線 後編~
【出版】 一水社
【発行】 1997年09月30日
【購入】 Amazon/楽天ブックス
/セブンアンドワイ
惑星間夜想曲
公園をうろついていたホームレスの男は、若い男達に襲われている少女を目撃する。男達が去った後で、おこぼれに預かろうと近づいたホームレスに、少女は呟く。「どうしてスグに来てくれなかったの?」「宇宙人のクセに」
美女とのけもの・前
いじめにあい飛び降り自殺しようとしていたクラスメイトの少年を止めるため、彼とセックスした少女。少女の気持ちに付け込んだ少年は、再び関係を持とうと迫る。
美女とのけもの・後
少年をいじめている男子生徒達を止めようと、少女は自身の身体を差し出す。そのことで少女さえも奪われたと感じた少年は、男子生徒達への憎しみをつのらせる。
地上∞階 美少女売場
自殺をしようとビルのエレベーターに乗り込んだ男。直後に起こった地震によって、男は同乗者の少女と2人で閉じ込められてしまう。気絶した少女が手にしていた遺書から、男は少女が自分と同じく自殺をするためにこのエレベーターに乗っていたことを知る。
蜃気楼回線 前編 “トパーズ”
ある夜、家の留守番に入っていた間違い電話のメッセージ。「ボクの“トパーズ”をキミにゆずります」好奇心から指定された場所に向かった男を待っていたのは、黒いワンピース姿の少女だった。
蜃気楼回線 後編 “13月の誕生石”
少女と一夜を過ごした翌日、通勤中の男の携帯が鳴る。「子供とセックスできる所知ってる?」帰宅した男の部屋にも、少女を求める内容のFAXが絶えず流れ続ける。戸惑う男に、少女が口を開く。「あたしの情報がさっきオープンになったの」
狂乱搾餌
父親が少女を暴行して逮捕され、母親も被害者への謝罪の場で倒れて入院。弟と2人残されることになった娘は、母親の見舞いに来た病院で、被害者少女の兄に呼び出され、関係を持つよう迫られる。
RABBIT BURST
ある建物の裏を通りがかった少年は、そこで飼われているウサギを虐めている少女を見つけ、やめろと声をかける。「ここは自分の家だ」と言う少女だが、少年は彼女が父親らしき男に連れられて建物を出てきた別の少女を見て涙を流したことに戸惑う。そこは、親から虐待を受けた少女達を預かる施設だった。
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「呪われろ内藤 そして僕」
~あとがき~
【出版】 一水社
【発行】 1997年06月25日
【購入】 Amazon/楽天ブックス
/セブンアンドワイ
卒業式は裸で study1
進学校受験のため、評判の家庭教師・内藤のもとに通うことになった少女・まなみ。挨拶を済ませて母親が去った後、内藤の入れた紅茶を飲んだまなみは体の自由を失ってしまう。少女たちに英才教育を施す代わりに内藤が求めていたのは、少女たちの体だったのだ。行為の後「お母さんやけいさつに言いつける」と泣くまなみに内藤は、女神のような少女を犯すという罪を犯した自分は、それ故に少女へ忠誠を誓い、従属し、その証として少女たちを必ずエリートに育てあげているのだと囁く。
卒業式は裸で study2
内藤の後輩2人が隣室に居るという状況で、内藤に犯される少女・みは。声を出さないようにと必死で耐え続けた彼女だが―
卒業式は裸で study3
半年前、内藤との行為を嫌がり彼の元を去った少女・素子が、再び内藤のもとを訪れる。進学校入学には代議士である父親のコネを使うが、それを疑われることがないように内藤のもとに通っていたという肩書きだけが欲しいと言う素子に、内藤は怒りを覚える。
卒業式は裸で study4
マネージャーの手により内藤のもとに連れて来られたアイドルの少女・ありす。昔から彼女のファンだったという内藤が見せたのは、デビュー前に撮られたありすの消したい過去の写真だった。
卒業式は裸で study5
「このお茶の中に、身体がしびれる薬が入ってるんだ」内藤を前に、そう呟く少女・マリ。既に内藤のもとに通っている姉・エリカから、これから自分がされることを全て聞いて来たと言う彼女に、内藤は紅茶を飲む必要はないと止める。
卒業式は裸で study6
マンションの内藤の部屋を出たところで、隣室の男に呼び止められる少女・恵子。彼女は、内藤との関係を知った男に「学校にばらす」と脅され、関係を強要されていた。
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「どんな物だってかまやしない 男のペニスにだけはあげない」
~腹切聖女~
【出版】 一水社
【発行】 1996年07月30日
【購入】 *絶版* Amazonマーケットプレイス
スタジオ"A"によろしく
クラスメイトで漫画家志望の少年に頼まれ、資料のため彼とその妹のセックスの一部始終を撮影・現像している少女。少女自身も少年と関係を持っていたが、ある日、少年が彼女をモデルに描いた漫画を男子に読ませていることを知る。
腹切聖女
目隠しをし、柱に後ろ手に縛られた状態で下半身を晒している男。その前で、男に言われるがまま官能小説を淡々と読み上げていた少女は、次第に男を挑発し始める。
日、没する地方の天使
ある夜、突然電話で男友達に呼び出された少年。訳も分からず向かったプレハブ小屋では、憧れのクラスメイトの少女が男友達たちに輪姦されていた。
秋に 雲雀は囀るか
鉄道カメラマンの男は、とある田舎の駅での撮影中、電車から降りてきた少女を偶然写真に撮ってしまう。半年後、その写真がスカウトマンの目にとまったことから、男は再びその駅に少女を尋ねることになる。
西大泉名画座
漫画のネタに詰まると、映画館でリバイバルの古いポルノ映画を観ることにしている「町田さん」。その日スクリーンに現れた少女は、なんと小学校の時の同級生だった。目の前に広がる映像に、彼は15年前の少女の言葉の意味を知る。
太陽賛歌
塾の教え子達に声をかけ、自宅に誘った青年。誘ったのは5人のはずが、それぞれに予定が入り、家に来たのは1人の少女だけだった。ふざけて少女と遊んでいるうちに、青年に下心がわき始める。
ワイルド グッピー
古びた狭いアパートで、少女とのセックスを繰り返す青年。初潮もむかえていない少女の体の未熟さにジレンマを感じ避妊をするようになった青年に、少女は「中に出して」「人間の交尾をしよう」と迫る。
さようならお陽さま
両親が自殺し、破産した家に1人残された少女。葬儀で優しく声をかけてきた男に連れて行かれた先は、少女を犯すことを目的にした秘密倶楽部。そこで待ち受けていたのは、日頃から親しくしていた父の主治医や、幼い頃から世話をしてくれていた老いた執事たちだった。
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